韓国のキムタク・ウォンビン主演のアクション映画『アジョシ』メジャーな俳優がこの役を演じる韓国映画の懐の深さ

2020年8月14日

映画酒場度数 ★★★★

過去の出来事が原因で心に闇を抱え、街の片隅で質屋を営んで生きる男テシク(ウォンビン)。

隣に住む孤独な少女ソミ(キム・セロン)は、テシクをただ一人の友達として慕っていたが、ある日、ソミが麻薬中毒の母親共々犯罪に巻き込まれ、組織に誘拐されてしまう。ソミを救うためテシクは組織に戦いを挑む物語。

非常に陰鬱とした内容・映像・ショッキングなシーンが続きますので、デートムービーではありません。

しかし映画として内容がイマイチかといえばそんなことはありません。脚本・俳優・映像はとっても素晴らしい内容。

『アジョシ』は韓国映画の大得意なジャンルである『ノワールアクション映画』です。韓国映画は「チェイサー」「哀しい獣」「新しき世界」「インサイダー」など素晴らしい作品を量産しています。

同じ様なストーリー展開のデンゼル・ワシントン主演の『イコライザー』がありますが、『アジョシ』の方がより痛みを感じさせるアクション映画となっています。終盤の敵との一騎打ちは息を飲むほどです。

同じアパートに住む少女との交流を通して過去の自分と向き合っていく。ただのイケメン俳優ではない『ウォンビン』の魅力が詰まった1本です。