27年振りに制作された『マッドマックス・怒りのデスロード』評価が分かれるのは視聴環境に大きく左右されるから

2020年8月14日

映画酒場度数 ★★★★


砂漠化し荒廃したウェイストランド(荒野)で、元警官マックスは、過去に救えなかった命の幻覚と幻聴に煩わされている。

狂気に侵されているのは世界なのか自身なのか曖昧になる中、生存本能にだけ突き動かされV8インターセプターを駆る。

流浪の途上で暴徒らの襲撃に遭い捕縛され、シタデルという砦に連行されたマックスは、インターセプターを奪われた上に身体を拘束され、環境汚染からの疾病を患う住人に供血利用される。

そこではイモータン・ジョーを首領とした独自教義を持つ好戦的な集団の支配のもと、潤沢な地下水(アクア・コーラ)と農作物栽培を牛耳ることで成り立っている独裁社会が築かれていた

この映画は序盤から最後まで、登場人物や背景など説明が無いまま進んでいきます。観ながら観客は『そういう事か!』と推測します。

冒頭のシーンも最初は『ポカーン』としてしまいましたが、『知ったことか!』と観客に細かな説明もないまま、テンションだけで話が進む。

主人公のマックスはメル・ギブソンからトム・ハーディへ!

ただこの『怒りのデスロード』の主役はトム・ハーディではなくシャーリーズ・セロンでしょう。闘う女を見事に演じています。


映画を観た人の中には、女性が立ち上がる『フェミニズム』の映画だと言う人がいます。

たしかにそういう面もあります。子を産む為だけに生きている女性達。そんな生き方から抜け出る為にイモータン・ジョーのもとから逃げ出す。

ただ個人的にはストーリーはあって無いようなもの。この映画の最大の魅力はCGを使わず、ほとんど実写で爆破シーンやスタントを撮影している事。

撮影クルー・監督が一番『MAD』かもしれません。

映画館の大画面・大音量で観るべき映画!

難しいことは考えずに騙されたと思って観て下さい!