リメイクされまくりの傑作香港映画『インファナルアフェア』この埃っぽい空気はオリジナルだけ

2020年8月14日

映画酒場度数 ★★★★★

1991年、ストリート育ちの青年ラウは香港マフィアに入ってすぐ、その優秀さに目を付けたボスによって警察学校に送り込まれる。

一方、警察学校で優秀な成績を収めていた青年ヤンは突然退学となる。

彼は、警視に能力を見込まれマフィアへの潜入を命じられたのだった。やがて2人の青年は、それぞれの組織で台頭していく。

そして10年後、警察はヤンから大きな麻薬取引の情報を受け取る。しかし警察の包囲網はラウによってマフィア側に筒抜けとなっていた。

検挙も取引も失敗に終わったことで、警察、マフィア双方がスパイの存在に気づいてしまうのだった

傑作香港映画『インファナルアフェア無間道』シリーズ通して全部で3作あります。

今回は第1作目、観た感想は‥

これはもう殿堂入りの映画!ストーリー・役者・映像・音楽どれをとっても素晴らしい傑作映画。

この作品は、ハリウッドや日本でもリメイクされ、ハリウッド版インファナルアフェア『ディパーテッド』はアカデミー賞まで獲得しました。ジャック・ニコルソン、レオナルド・ディカプリオ、マット・デイモンと豪華なメンツ。

ただ、このオリジナルの映像の空気感は、香港映画独特のもので、香港映画にしか出せない映像になっています。なんというのか『埃っぽい』感じ。

トニー・レオン、アンディ・ラウ、どちらの役者もいい顔をしています。この作品の最後は『まさか!』で終わります。普通はそうはならないでしょうって終わり方。でもそこがこの映画の魅力でもあります。

原題の「無限道(むげんどう)」は仏教用語で「無間地獄」を意味し、絶え間無く責め苦にあう地獄を指す(一度踏み入れたが最後、二度と抜け出せず苦しみを繰り返す地獄)。

映画を観終わってから原題の意味にハッとさせられます!

この後、続編として『インファナルアフェア2』『インファナルアフェア3』とありますが、どちらも非常に面白い。

特に『インファナルアフェア』のエピソード0にあたる『インファナルアフェア2』はマフィアのボス『サム』が主役といってもいい内容になっています。