鬼才イーライ・ロスのエログロ炸裂のホラー映画『ホステル』

2020年8月14日

映画酒場度数 ★★★

鬼才イーライ・ロス監督が生み出した『ホステル』

まぁダメな人はダメな映画でしょう。

成人指定だし。エログロだし。(^◇^;)

part1〜part3 まで『ホステル』は製作されていますが、part3は観る必要はありません。

全くの別物、別の映画です。

テレビ東京の『午後のロードショー』で充分です。

part1、part2の舞台は東欧のスロバキアですが、part3になると舞台が何故かロサンゼルスになります。

何故ロス⁉️これも意味が分かりません。

この映画の魅力は東欧の地理的、政治的な暗さをベースにしているからだと思うからです。

だからこそ『エリートハンティングクラブ』なる秘密クラブも実際にあるかも⁉️と思えてしまうのに。

part3のロサンゼルス編は、世界観がそもそも違う。part1、part2で描かれていたのは、人間への拷問、殺人を、大金を払えば秘密裏に警察に捕まることも無く行える秘密クラブ。

そんな暗くジメッとした世界観だったのに、ロサンゼルス編ではこの世界観が壊れてしまう。

part3はさておき、part1とpart2について。part2はpart1では描かれなかった部分を描きながら話が進んでいく。

『エリートハンティングクラブ』とは何なのか?どうすればクラブの会員になれるのか?拷問される人間はどうやって選ぶのか?

基本的にpart1、part2も映画の展開は同じ。映画の前半は拷問される人間がスロバキアへ行くまでの話。後半は拷問という流れ。

ホラー映画、ゴア・スプラッター映画なるジャンルになるのだろうが、part1は非常にテンポも良く映画としても良く出来ていると思う。

part1とpart2は話が繋がっているのだが、映画としてはpart1だけ観れば充分という印象。

フィクションだが実際にあるのでは⁉️と思わせてくれる雰囲気がこの映画のロケ地スロバキアには確かにある。

part1の映画には日本人女性役としてアジア人俳優が出ているが、何か違和感を感じてしまうのは私だけだろうか❓一体いつの頃の日本人女性をイメージしているのだろうか‥

多くの外国人が抱く日本人のイメージは、この様な女性なのだろう。

この『ホステルシリーズ』で一番印象に残ったのは、part2で拷問する側として登場する男性2人組み。

1人はザ・アメリカ人のマッチョな考え方で、拷問を心から楽しみにしている。もう1人は真面目に良き夫、良き父親を演じている男。

この男は初め拷問を躊躇していた。

こんな事はあってはならないと。

マッチョな男はこの拷問を通して、周りから一目置かれる男になれると思っている。

マッチョな男の台詞、

『 あー何かコイツは違う‥そうか人を殺しているな!俺たちも周りからそう思われるんだ!』

たが実際の拷問でマッチョ男は、トドメを刺すことに躊躇してしまう。

望んでいたことなのに、拷問した相手を殺せない。

その結果、逆にクラブの人間に契約違反で始末されてしまう。

逆に一見すると心優しいもう一人の男は、妻への殺意を妻に外見が似ている人間で果たそうとする。

このシーンは非常に怖い。拷問で痛めつける刺激的なシーンよりも怖かった。

外見では分からない人間の内面の怖さ。

私はこの『ホステルシリーズに出てくる拷問する側の人間でこの男が1番怖かった。

まずpart1を試しに見てみてはどうだろう❓

18禁映画だが、シリーズ3作が作られる人気作であることは間違いない。

ただ間違っても家族やカップルで観てはいけない。